★☆★★☆★ 1月17日の 『キノコレ』 ★☆★★☆★
「キノコレ」は、毎月・第1&第3水曜の13:45〜『grace』の中でお送りしています。
今週は、紀伊國屋書店富山店 奥野晃英さん からオススメの本をご紹介いただきます。
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夏の祈りは/須賀しのぶ
寒い日が続き、大雪にも見舞われましたが、
そんな寒さを吹き飛ばす熱い熱い作品を敢えてご紹介します。
当店文庫担当の一推し作家さんの作品でもある本日の作品は、
高校球児たちの涙と友情の物語、須賀しのぶさんの『夏の祈りは』です。
舞台は文武両道を掲げる、県立北園高校の野球部。
今から30年前の昭和63年、悲願の甲子園出場を賭けた準決勝の試合から始まります。
北園高校野球部にとって、
さらに時を遡る事30年前、惜しくも準優勝を飾って以来、
甲子園出場は悲願とされてきました。
主将の香山は、その期待を背負い準決勝のグラウンドに立ちます。
他にも、理論派のエースと天才肌の剛腕を擁した年、
中学で将来を嘱望された主砲とよく気の利く女子マネージャーがいた年、
そして、「ハズレ」と期待もされない年など、
時代は移り、環境も変わり、部員も入れ替わっていく中で
先輩から後輩へと託されてきた「夏の祈り」は果たして叶うのでしょうか。
球児たちの春はもう少し、そして夏はまだ遥か先ですが、
今この時も一生懸命、その季節を目指している彼らに思いを馳せる1冊『夏の祈りは』。
当店、文庫話題書のコーナーで展開しておりますので、是非ご覧下さい。
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広辞苑 第七版
続きまして、今年最初の目玉となる1冊のご紹介です。
その1冊は、10年ぶりの改訂という事で、大きな注目を浴びている『広辞苑 第七版』。
紀伊國屋書店富山店でも大きく展開しております。
第七版は、前回の第六版の刊行後の10年の間に定着した新しい言葉、約10000語を収録。
総項目数は約25万語となっております。
新たに収録された「東日本大震災」のような本当に大きな事例から
普段から使う「上から目線」「がっつり」のような言葉まで、
難語から日常会話、日本語を網羅する辞典『広辞苑』。
是非この機会にお求めください。
いまなら、普通版が本体価格9000円のところを8500円、
分冊化されている机上版は14000円のところを13000円の特別価格でご購入頂けます。
また、無料で配送も承っておりますので、
そちらもお気軽にスタッフにお申し付け下さい。
『広辞苑 第七版』は、
当店Aカウンター横のテーブル、及びBカウンター前のテーブルで大きく展開しております。
是非、一度そのボリュームに触れて見て下さい。
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紀伊国屋書店富山店
住所: 富山市総曲輪、総曲輪フェリオ7F
電話番号: 076-491-7031
営業時間: 10:00〜20:00
HP http://www.kinokuniya.co.jp/store/Toyama-Store/
※今月の店休日 1月24日(水)
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