お元気ですか?
パーソナリティの岩木幸子です。
どんなに暑くても、秋は来る!季節は流れるのだと実感しています。
そして、ファッションもめぐるのです。
その昔はやったグレーンチェックのジャケット、よく見かけるようになりました。
さて、この番組は、黒部の「食」をテーマに地域を再発見していきます。
ひとつの食材に注目し、一ヶ月かけて、その魅力を深堀していきます。
黒部が誇る「旬のお話」をお楽しみに!!
今月は、「まこもたけ」をご紹介します。
皆さんは、ご存知でしたか?私は、お恥ずかしながら初めて知りました。
名前からイメージして、キノコ?すすたけの仲間??
正解は、イネ科の植物でした。
長い葉の間にある、茎の白い部分を食べるのです。
詳しいお話を、元JAにお勤めで、まこもたけを黒部で栽培することに尽力された、
松沢秀樹さんに、お話を伺いました。
生地で転作作物を探していらっしゃるとき、ぴったりとくる物がなく、
困っておられました。
そんな時、農業新聞に掲載されていた「まこもたけ」を見つけ、興味を持ちました。
立山町に作っていらっしゃる方がおられると聞き、なんとか一株分けてもらい、
手探りで植えたところ、これが大成功でした。
とは言え、そこからがまた大変。飲食店でも、そのたんぱくな味がなかなか受け入れて
もらえずご苦労されたとか。
しかし、転機は突然でした。砺波の会社から大量に注文が入り、石川県津幡の苗を
取り入れることで、安定供給ができるようになりました。
まこもたけは、押しずしにしたり、煮物にしたり、八宝菜に入れたり・・・
他の食材のうまみを吸って、おいしくなるので、バリエーションも広がります。
旬の時期は9月の半ばごろから、10月後半くらいまで。
ちょっと短めですが、ぜひ味わっていただきたい一品です。
詳しくはこちらなどを→https://www.city.kurobe.toyama.jp/guide/svGuideDtl.aspx?servno=3523
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