★☆★★☆★ 10月23日の 『キノコレ』 ★☆★★☆★
「キノコレ」は、毎月・第1&第3水曜の13:45〜『grace』の中でお送りしています。
今週は、紀伊國屋書店富山店 奥野晃英さん からオススメの本をご紹介いただきます。
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本日ご紹介する書籍は、梅田悟司さんの
『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた』です。
著者の梅田さんはコピーライターです。
缶コーヒーのジョージアのCMで使われた「世界は誰かの仕事でできている」、
リクルートの「バイトするなら、タウンワーク」というような
耳に残る名フレーズを世に送り出した方です。
そんな梅田さんが育児休暇を取った際に気づいてしまった真実。
-あ〜〜〜〜〜〜〜!
-名もなき家事多すぎ!!!
-しかも、
-終わりがない。達成感もない。誰かにほめられることもない。
そんな無限にある家事を頑張る人に対して、
コピーライターである自分にできる最大限の敬意の示し方は何だろうと考えた結果が
「名もなき家事に名前をつける」ことでした。
本書では、無限にある名もなき家事を言語化し名前をつけて「見える化」し、
朝昼夕夜と1日の流れに沿って紹介しています。
例えば、朝なら「タッパーのフタと容器を組み合わせる家事」
→命名「タッパー神経衰弱」 所要時間:3分 やれやれ度:65%
「あー」「あるある」とうなずいた方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
こんな本当に些細な、でも快適に生活するためには必要な「名もなき家事」達を本書は70個語り尽くします。
-「こんなにあるなら、完璧なんてムリだよ」だったり
-「こんなにあるなら、分担しないとムリだよ」といった
-気持ちや会話が生まれることを心から願っています。
「家事」というれっきとした「仕事」が昔に比べれば分担するのが当たり前になりつつある令和の時代が、
梅田さんのこの言葉がより響く時代になる事を祈って止みません。
本書『名もなき家事』は、当店文学コーナーの柱に大きく展開しております。ぜひご覧下さい。
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<紀伊國屋書店富山店からのお知らせ>
手帳&カレンダーコーナー
紀伊國屋書店富山店では、手帳コーナーの設置に引き続きまして、
来年、2020年のカレンダーを中央のイベントスペースにて大展開しております。
実用性の高いシンプルなカレンダーから
記念に残るであろうオリンピックイヤーに相応しい華やかカレンダーまで
豊富な品揃えを取り揃えております。ぜひご覧下さい。
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
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紀伊国屋書店富山店
住所: 富山市総曲輪、総曲輪フェリオ7F
電話番号: 076-491-7031
営業時間: 10:00〜20:00
店休日: 10月は無し
HP http://www.kinokuniya.co.jp/store/Toyama-Store/
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